Paph. wardii ‘H.O No.2’ A.M. 84 pts. 大谷弘明 (2021.)
圧倒的な太さに黒さ、最高の個体です。SM(AM)に入賞しています

C.trianae 石田
未審査ですが審査にも十分出せる花であり、そのような点数以上にこのふくよかなペタルは何にも代えがたい美しさがあります。私は見た瞬間に一目ぼれしました。良いトリアネは他にも沢山ありますが、これ程に繊細な美しさを見せてくれる個体を僕は他に知りません。

Papilionanthe teres ‘Ohyamazaki’ GM/IOK
石田 和子

2年前にフジナーセリーで入手した株です。本種は水好きということでしたので、夏はしっかりと水を与え、冬は葉水を切らさないように与えました。水をやりすぎても花がこない、ということを聞いていましたので、根の状態を見ながら与えた方が良いような気がします。そして通風の良い場所に置き、肥料は顆粒状のものを袋詰めし、吊るして与えました。この状態で様子を見ていきたいと思っていますが、良い方法がありましたら教えていただきたいと思っています。
良花賞 Paph.fairrieanum(Liza×Forever) N.S. 6.7 x 9.0 D.S. 5.4 x 3.5
大谷 弘明 (2021.12)
皆様ご存じの及川蘭園様の実生です。この実生を含め彼らの仕事はfairrieanumのトップを走っていると言っても過言ではなく、そのトップ個体の圧倒的なクオリティだけでなく、他の兄弟に関してもかなり高い平均値をたたき出しています。写真では伝わらないですが圧倒的に花弁が熱くしっかりしています。これは更なる育種を考えた際にとても重要な形質になります。というのも花を大きく改良した際に花弁が薄いと自身を支えきれずに形がヨレてしまいます。この個体を用いた交配を現在、構想中です。この開花でAJOSにてH.C.C. 77 pts.を記録しています↓
http://www.orchid.or.jp/orchid/society/ajos/datafile/2022-01file.html

Liza x Grandeからもこのような良い花が咲きました(織田)↓NS6.7×7.1 DS 5.5×4.1 改めて及川交配のレベルの高さを実感しました。

他にも濃色↓(織田)やダブルドーサルなど、fairrieanumの育種は今後も目を見張りたいですね

良花賞 Paph.purpuratum fma.album
石井 高男(2021.10)
いまだこの種のアルバムは山採りの中では’Misato’の一株しか知られていません。これはその孫にあたる個体です。現在はこの子供、つまり’Misato’のひ孫が作られており楽しみな所在です。この個体も生で見ると何とも不思議な透明窓があり神聖でした。パフィオペディルムのアルバムに関してはコラムで書いていますのでご覧ください →

良花賞 Paph.Topsy Turby ‘Curly Cue’
山本 雅人(2021.4)
今は亡き山本さんはパフィオペディルムに大変造詣が深い方で、その柔らかい人柄から多くの人に慕われていました。僕をパフィオの世界に引き入れて下さったのも外ならぬ山本さんでした。この個体はそのサイズが織りなす迫力を、優しい色彩が受け止めている個性的な一品です。パフィオの交配種においてこのような優しいピンクは多くありません。
「黄色い整型パフィオに原種のesquiroleiを掛けた品種で、大変突飛で人目を惹きます。Topsy Turbyとは、『あべこべな、めちゃくちゃな』という意味で、花にピッタリの名前です。」山本

良花賞 久保 アイ Stan.nigroviolacea(2008.10)
過去の写真でサイズは分かりませんが目を引く濃色個体です

良花賞 本橋由次 Paph.Pacific Shamrock ‘Nissho Crown’ 2008
特に素晴らしい花です

良花賞 本橋由次 Paph.(Parry Gripp x Distant Shores)’Nissho’ 2008

良花賞 C.schilleriana 2011
小畴礼子
ここまでリップがフラットに展開することはなかなか珍しく、そのサイズや花形も良い個体です。のちに2022のサンシャインでブルーを獲得することとなる個体です。最年長の小畔さんのコレクションは他にも素晴らしいものが沢山あり、毎月目を楽しませてくれます。自他ともに長生きの秘訣は蘭!と言う象徴のようなお方です。

良花賞 C.schilleriana
ペタル幅や濃さが際立ちます

良花賞 Grammatophyllum elegance ‘Fortune’ 2015.5
小佐野 滋子

グラマトフィラムと言えば、スクリプタム(scriptum)が花屋で売られていますが、このエレガンスは見たことがありません。フィリピン原産でもう1ヶ月半 は咲いています。元々この会にいらした福田さんから頂いたもので、10数年前のサマーランド蘭展でお立ち台に立った花を見たときにはあまりの美しさに感動してしまいました。
奨励賞Paph.Thunder World ‘Nissho’ 奨励賞Paph.Amber Shell ‘Vi-Kamogawa’ 本橋 由次


本橋さんがいらっしゃる頃はハイレベルな整形花がしのぎを削っていました
良花賞 V.Robert Delight’Dark Red’
池上 綱子
かなり濃いですね

平成23年8月奥田蘭園から購入しました。V.は好きですので、殊にRobert’s Delightは育てやすく、’Dark Blue’、’Garnet Beauty’と3種の色彩を楽しんでいます。コンポストなしですので植え替えの手間がなく、冬は暖房機の近くに吊るし、肥料はティーバッグに入れたモルコート、夏は30%ぐらい遮光の戸外です。花を見ずに求めましたので、少々心配でしたが予想以上の花が咲いてくれて満足です。
Paph.Pacific Shamrock’Mega’GM/JOGA 2011
本橋由次 咲き方もまだあるとは思いますがさすがはGM、圧倒的な物があります

良花賞 池上綱子 Cleisocentron merrillianum

良花賞 本橋由次 Paph. Lippewunder ‘Nissho No.4’ 2008
良いだけでなく面白みのある花です

Paph.Kevin Porter ‘Utopia’ 大谷
とても鮮やかな色です

Paph. micranthum ‘Hiro Otani’ 大谷
ミクランサムは中藤蘭園の尽力によりここ数年でかなりレベルが上がり基準も上がってしまいました。
しかしこの個体は2000年初頭に、良い発色をしていると思います。BM受賞

Paph. Norito Hasegawa 大谷
バランスよく整っていると思います

B.nodosa 織田 NSが17cmある大輪ですが真夏に咲くため例会にタイミングが合いません 審査ではサイズ以上にリップの丸さが重視されているようですが個人的にはこの様なインパクトのある個体も好きです。おそらく倍数体でしょう。

C.intermedia fma.orlata ’Sendai’ <MC> 織田
今更取り上げるまでも有名な個体で、’Sendai’を上回る個体は後にも先にもいないとも言われる最高峰のオルラタですが、この個体の特筆すべき点は変異が激しいSendaiのMCの中でも花はそのままに株が矮性である点です。小型という要素は住宅事情を考慮すると今後のラン業界に重要なものとなるでしょう

C.intermedia ‘No.1 Bolao’×self fma.flamea orlata 2011.6 ↑ ↑ ↑
インターメディアのすばらしい花は大谷さんの愛培花です。
【番外編】良花賞でなくても・・
メダル審査的な価値基準においては評価されない、いわゆる並花(なみばな)も栽培しだいではこのように壮観な咲きぶりをみせ例会で評価してもらえます。あくまでも審査至上主義に陥らず育種(審査的に良いものへの追求)に加え『育てる・愛でる』という園芸本来の楽しみ方を忘れずにやっていきたいものです。実際に当会ではメダル審査の点数では測れない、そのような考えも大切にしているので初心者も楽しめる会だと思います!
Paph.AquaMrine x Kojima’s Legacy 織田

【番外編】僕の憧れの個体 古い本でみただけですが未だに脳裏から離れず、常に恋焦がれている個体です いつかこのような個体を目の当たりにすることを楽しみに日々、ランの勉強をしております ランは2万8000種程おり、珍しい種や変異には中々出会えないものです。 その奥の深さに多くの人が追随してくるのでしょうか・・・
Paph.philippinense var.palawanense

The Genus Paphiopedilum1 より引用